近年、副業が解禁された企業が多くなったという理由もあり「副業にチャレンジしてみよう!」という人が大幅に増えた傾向にある。
私は10年以上アフィリエイトを目的とした特化型サイトやブログの両方を運営しているが答えは明白であるので、これからネットで副業を始めたいと考えている人に向けて真面目に授業を行いたいと思う。
初見の皆さまには予め予告しておかなければならないが、私のこのブログは基本的に脱力を通り越して無力で毎日更新をしているが、今回に対しては検索流入から訪れた人も大勢いると思うので簡単なご挨拶をするとしよう【こんにちは!】
それでは、次の章からアフィリエイトで不労所得を目指している自堕落志向な方にアフィリエイトの基礎…現実をしっかりと知ってもらいながらアフィリエイターの先輩として他サイトでは絶対に言わないであろうアフィリエイトの現実についてタイピングしようと思う。
アフィリエイトを甘く見るんじゃない
アフィリエイトに関して無知同然の方は「自分のサイトに商品広告を掲載すれば誰かがクリックしてくれてウハウハなんでしょ」と妄想するのは良いが、実際は学校の校庭を100周走った方が楽であるという認識をしっかりと持ってもらいたい。
世の中には先行者優位という言葉があるが、アフィリエイトの為に生まれた言葉と言っても過言ではない程に適した言葉である。
想像して欲しい「何も知識の無い浮浪者が街中でクレジットカードの勧誘をして貴方は契約するのだろうか?」そして周りにはスーツをビシッと着て福山雅治そっくりの丁寧にクレジットカードを説明するリーマンが傍にいると仮定しよう。さて貴方はどちらの言葉を信用してクレジットカードを申請するか?という事を考えて欲しい。
99%は後者の福山雅治似のビシッとスーツを着こなしたリーマンの話に耳を貸すだろう。残りの1%を選んだ人は非常に心が綺麗でカモにされやすい性格をしている。私はそんな人と結婚がしたい。
話は逸れたが、アフィリエイトを始めた95%は月に1000円も稼げずに撤退していくというのが現実である。このような人たちは田舎暮らしに憧れて田舎で畑を耕しても野菜が育つことなく都会へ帰省するだろう。
言い換えれば、ネットという土地をいち早く見つけて、種「記事」を撒いて、毎日水やり「サイトメンテ」を地道に数年間行ってきた影の努力がある人がネットでのアフィリエイトという報酬システムに還元されているという訳なのである。
考えれば簡単だろう。今から新参者がクレジットカードのランキングサイトやウォーターサーバーのランキングサイトなどを作成しても古参には絶対に勝てない。疑うならば一度挑戦してみると良い。クレジットカードの比較サイトを作成してもアフィリエイト収入なんてレンタルサーバー代にも満たない雀の涙程度しか得られないだろう。
まだ理解できていない人にもう少し簡単に説明すると「価格ドットコム」に勝てるサイトを個人で作成できるかということだ。価格ドットコムも典型的なアフィリエイトサイトの先行者であり、安い価格を表示する代わりにサイト経由で購入してくれたら数%のインビテーションを受け取っている。
これほどまでに強力なライバルがいる中で、WordPressすら理解していない新参者が勝てる事なんて皆無に等しいのである。それ程アフィリエイトというのは難しく奥が深いのだ。
アフィリエイトを始めるなら雑記ブログ?特化型ブログ?
これに関しては、私個人の意見なのだが、今始めるのならば雑記ブログの方が良い。
現在、私が書いているこのブログも様々な事を言いたい放題扱う雑記ブログであるが、サイトに依存をしないのだ。
Google様は数年に一度か二度、三度程度のスパンで検索順位の見直しが実施される。ペンギンアップデートやパンダアップデートと呼ばれる順位変動を行う。
もし順調に検索1位の特化型のクレジットカードを扱うサイトを運営したとしても、Google様の裁量で検索圏外まで飛ばされてサイト事何の収益も生まないゴミサイトになる可能性がある。
しかし、雑記ブログであれば1記事が飛ばされたとしてもサイト事飛ばされるということは皆無に等しい。それはリライトで量産された記事の山より個人の思想が重要視されるという面もあれば、1000記事もあれば定期的に閲覧してくれるアンチやファンが付きやすいからである。
そして検索エンジンも一掃して順位変更をする訳ではなく、価値のあるコンテンツは残り続けるという面がある。
雑記ブログは執筆者の「人格」が影響を与える為に購入に繋がりやすい
想像して欲しい、ランキングサイトでは運営者の「顔」というものが見れない。サイト訪問者はサイトに表示されているランキングを信用し、様々な情報を集めて吟味してから商品の購入を進める。
そしてランキングサイトは、商品の良い面だけを述べる傾向にあり、何が正しくて何が悪いのか?というランキングの意味を成していない傾向が強い。もっと悪質になると本当は商品はランキングに乗せる程度のものでは無いにも関わらず、成果報酬が高い商品を意図的にランキング1位にするなど無法地帯の傾向がある。
しかし、私のような雑記ブログの場合は運営者の素性が理解できているために、本当に良い製品には良いレビューをするし、悪い商品には悪いレビューを付ける。そうすると読者は「やゆゆが良い製品と言っているから大丈夫か」という思考になり、過去のブログでは大いに成果報酬を頂けることができた。
余談だが、私が過去に運営していたブログで一通のメッセージが届いたことがある。それは今では有名なスマホ関連の会社「Anker」からだった。その時点では無名な会社だったが、話を聞くと「当社の製品のレビューを書いて欲しい」というものであった。
私は良い商品だと思った物には最大限褒め、イマイチだった商品に関してはボロクソに批判をするという家電レビューも行っていたので、Anker の担当者が私のブログに目を付けて依頼をしてきたという訳である。現在はAnkerは大きな企業へと発展したが、当時は無名な企業であったためにイタズラを懸念して低調にお断りをした。
このように、雑記ブログというのは「人格」というプラスαが加わるためにアフィリエイトでの成功報酬が高い傾向にあるというのは間違いない。そのためこれからアフィリエイトを始める人は大手のランキングサイトを作成するのではなく、雑記ブログからアフィリエイトを始めるのが得策という訳だ。
雑記ブログの中でも「特化型雑記ブログ」は要注意
「特化型雑記ブログ」というのは、一つのサービスやゲーム攻略法などを中心に扱うブログである。私のように自由奔放に書きたいことを書くブログではなく一つのカテゴリーに特化したブログだと思ってもらってよい。
このようなブログは勘の鋭い人ならば、既に気が付いているかもしれないが、扱っているサービスやゲームのブームが過ぎてしまえば、これまで順調にアクセス数を伸ばしていたにも関わらず、一気にブログのアクセス数が減少し、ゴミブログと化してしまうリスクがあるためだ。
一例を紹介すると、まだ記憶に新しいNAVERまとめというサイトがあった。これはネットに流れている不特定の情報を分かりやすく纏めるという趣旨のサイトであり、まとめた一般キュレーターに対してPV数によってインビテーションが与えられるというサイトであった。
話は脱線するが、実際に私もNAVERまとめの注目まとめの常連だったのだが、月に7万円程の収益が発生していた。しかし他人が書いた記事を引用して一つのコンテンツとして仕上げるのは「いかがなものか」「許せん」という声が多くありGoogle様も一夜にして検索上位を独占していたNAVERまとめ記事の順位を一斉に下げた。
そうなるとアドセンス収益で運営していたNAVERまとめは閉鎖に追い込まれ、NAVERまとめに関して特化したブログを運営していた人のブログは大打撃を受けることになった。それもそのはずで、オワコンになったコンテンツの攻略方法など誰が見るというのだろうか?
このような危険性があるために特定のジャンルを中心に扱う特化型のブログというのは、特定のプラットフォームに依存して運営されているために避けた方が無難なのである。
まとめ
これまで雑記型ブログと特化型ブログの2つのブログに対しての記事を書いてきたが、ネットで活動するというのは安泰という言葉は無い。実際に健康食品でアフィリエイト収益を得ていた1記事がいきなりGoogle様の検索変動によって2ページ目まで飛ばされた経験があるのだが、Google検索で2ページ目まで見るという人は本当に少ない傾向にあるためにアフィリエイト収益なんて雀の涙程度しか入らなくなった。
現在は様々な副業関係のビジネスがあるが、これらをしっかりと理解した上で副業を楽しんでもらいたいと思う。私自身はこのように文字を書くという事が趣味みたいなものなので、現時点で3675文字執筆しているが楽しくて仕方がない。
副業でアフィリエイトを選んだ人は、毎日、仕事から帰宅して2000~3000文字を安定的に執筆できるか?ということを考えた上でブログ運営というものを行って欲しいと思う。ここで終わりにしても良いのだが、あと一つ書かせて(笑)
書いた記事に対してコメントが付くこともあるが「面白いです」というコメントもあれば「結婚して!!」というコメントは…。無かったけど、私のような自由奔放ブロガーは必ずアンチコメントが付くという事を理解して欲しい。私は慣れてしまったので何を書かれても何も感じない無感情人間だから良いが、中にはコメントで心を病んで辞めてしまうというブロガーの話もよく耳にする。
そのためブログを始める際にはこれらにも柔軟に対応できるようにするということが重要という訳だ。また話が長くなるから今回はここで終わりにしよう。
読んでくれてありがとう。