ネットを検索すれば、様々なランキング化されたサイトが目に入ることがある。特にクレジットカードやウォーターサーバー等を検索すると「第一位オススメのカードはこれ!」というキャッチコピーや「最高に美味い天然水はこれ!」というサイトが海辺に転がっているゴミの山ほどある。

なぜ、クレジットカードやウォーターサーバーのランキングサイトが非常に多いかというと、勘の良い人であれば理解できると思うが、あのようなランキングサイトはアフィリエイトを採用しており、クレジットカードやウォーターサーバーは報酬率・承認率が高い傾向にあるために人気になっているジャンルなのだ。

アフィリエイトという仕組みが分からないという人はchromeだったら新たにタブを開いて「アフィリエイト」と検索をしてほしい。3分もあれば理解できるはずだ。という私もサイトを運営しているランキングサイト運営者という肩書もあるので、ちょっとした裏話を紹介しよう。

知って損はないと思うランキングサイトの裏話

まずお断りをしたいのだが、これから紹介する裏話は私が所有するランキングサイトでは一切行っていないということを前提として話を進めていく。

ランキングサイトというのは非常に便利なサイトであり、優柔不断で自分で何が欲しいのかよく分からない人に向けては最高に便利なサイトであることは間違いない。

私個人も優柔不断な性格で何かしらの商品を購入する際には価格.comなどのサイトで最安値とレビューを見て、Amazonでの評価を確認して3時間は購入に迷っている神経質な男なのだ。

そのように家電の情報を調べていくと自然とランキングサイトに訪問することがある。これは丁度、ウォーターサーバーの導入を検討していた時の話なのだが、私は各社から資料を取り寄せて料金形態やウォーターサーバーの大きさやお湯が出るのか?など事細かく調べていた。

そして私は先ほども話した通り、神経質かつ職業病ということもあってiPadのメモアプリである「GoodNotes」にランキングを付けていったのである。これは私がランキングサイトを作成する際に良く行うことで、メリット・デメリットを書き上げたうえで最高の商品を選ぶという訳だ。

しかし、今回訪れたサイトでは私の作成したポートフォリオから完全にズレたランキング付けがされてるではないか。これは仕方がないことなのだが記事を書く執筆者が別々であればランキングの誤差があっても仕方ないとはならない。

偽装されたランキングサイト

私は自慢ではないが結構暇なので、アフィリエイトの仲介会社のASPにウォーターサーバーの検索をしてみた。ちなみにASPとは「Affiliate Service Provider」の略である。これは別に覚えなくて良い。

そうすると先ほどのランキングサイトに記載されているウォーターサーバーのページを見てみると、ランキング上位に表示されている広告主の「報酬単価」及び「成約率」が高い案件が上位に表示されていることが分かった。

このサイト運営者は自分の利益のために、「報酬単価」及び「成約率」が高い商品をランキング上位にして、適当に企業サイトからリライトした文章をキャッチコピーとして使っていたという訳だ。これではランキングサイトの意味を成さない。

ランキングを信じるのではなく自分の第六感を研ぎ澄ませて買え!

ランキングサイト運営者がこんなことを告発しても良いのか迷う所ではあるが、ランキングサイトというのはサイト運営者の思想によって順位が付けられる。例え素晴らしいキャッチコピーであったとしても、記事は既存の記事をリライトして転用されたものかもしれないし、第一に運営者は商品を手に取っていない。

企業が提供している文章だけで、良し悪しを決めているというのが多くのランキングサイトでは行われているという実態があるのだ。そのため高い買い物や、安い買い物に関わらず自分の意思で商品を選ぶということが後々、後悔しないために必要な心掛けなのである。

実店舗で購入するのが一番

そういえば一昨年、私のは母上が高圧洗浄機が欲しいということで、何故か私の自腹で〇ーズデンキに連行されたのだが、高圧洗浄機って高いよね。まぁそんな話は置いといて、高圧洗浄機コーナーを見てみると3万円前後の高圧洗浄機が目に入った。

私は家電量販店や服屋とかスタッフの尾行が紛らわしいので基本的にはネットで購入するのだが、母上が「YAYUYU行くぞ!そして買え!」と脅すものだから渋々付いていった訳だ。高圧洗浄機の周りをウロウロして吟味していると、一人の男性スタッフが案の定、尾行してきたのである。

「何かお探しですか?」と聞かれたが高圧洗浄機コーナーの前で吟味していれば高圧洗浄機を買いたいに決まっているだろう。私は人と話すことが結構好きなタイプなので早速値切り交渉に入った。

一昨年の話なので詳しい事は忘れたが、ケルヒャーの高圧洗浄機は先端に付けるカードリッジ?棒?で作業用途によって使い分けられるらしい。しかし、これが高い。ただの棒なのに高い。そこで私は「洗車用のこの商品おまけして」と頼んだのだが「無理ですよお客さん!!」…。

この記事のタイトルとかけ離れた記事を書いてしまっているので、この話の続きはまた機会があれば執筆しようと思う。

読んでくれてありがとう。