自慢ではないが、私は典型的な社会不適業者であると自負している。これは中二病ではなく本当に社会不適合に相応しい行動や言動を今まで行ってきたからである。
世の中には「自分は社会不適合者」と自慢する中二病の社会経験も無い学生が自慢のように言いふらす光景が目に浮かぶが本当の社会不適合者は実在する。
なぜか、某海賊漫画のセリフのようになってしまったが、それは私自身である。底辺高校を中退して、通信制高校に編入して退学し、コネで入社したブラック自動車整備会社に就職。
しかしブラックな会社ということもあり体調を崩して社長に医師の休職診断書を提出して一か月の休養を余儀なくされて、元気溌剌として出社したら後釜がおり、退職届を書かされ…。
一日中、部屋の窓から木を眺める生活を1年程度続けて、木を見るのも飽きたので就職活動。そしてガソリンスタンドの整備士として正社員として入社したが、試用期間に3週間程度、適当な嘘をついて休む。
そして社長に呼ばれバイトに。「退職届を提出して2度目」の降格する。その後は深夜に一人で晩酌をしていたが、イライラが積もって社長に「辞めるわ」とノリで送信。
翌朝「退職届を持ってきてください」と返信があり「退職届なら先日提出したでしょ馬鹿なの?」と送信。その後「退職届はいりませんから作業服は返却してください」と社長から返信があったので車で15分の距離をクロネコヤマトで着払いで送り返す。
この話をすると【15分の距離を着払いで送りつけるなんて最低】と思われるかもしれないが、【社長から11日分の給料は払わない】と言われたので仕返しをしたまでだ。
自分の経歴を簡潔に書くとこのような感じである。このような経験をしたことがある人は沢山いるかもしれないが、決して良い経歴とは言えないだろう。しかし私は幸せである。それはなぜかと言うと、自分が一番注力している「WEBコンサルティング業」に集中できる環境が揃ったからだ。
社会不適合者の典型的な特徴
社会不適合者に特定の決まった基準スコアなんてものは存在しないが、これから紹介していく4つの基準に当てはまれば、社会からはみ出た社会不適合者認定がされるであろう。一言忠告しておくと、社会不適合者は結局は〇カであるということを自覚すべきであり、改善されるべきものだ。
しかし、私個人の意見としては【人様に迷惑をかけない】程度の社会不適合者であれば、人とは異なった個性や思想を持っているために、成功者になりやすい。有名な話だがゴッホは自画像を描くときに耳が邪魔という訳の分からない理由で耳を切り落としている。
社会不適合者を名乗るのは良いが、逆に人を傷つけたり、周りの迷惑になる行為は絶対にやってはいけない。天才と〇カは紙一重ということわざがあるだろう。もし社会に馴染めない社会不適合者は成功を収める社会不適合者になって欲しいと思う。
自己中心的である
社会不適合者は基本的に自己中心的な性格をしており、約束も守らなければ、人からの指図に対して一切耳を貸そうとはしない。例えば、【実話】学生の頃コンビニでバイトをしていた時に店長やオーナーから、完全マニュアル的な指導をされたことがある。もう数十年も前の話なので忘れたが「挨拶はいらっしゃいませ」「雑談はしない」「トイレ掃除はピカピカに」だったかな…。まぁいいや。
私は人から指図されるのが大っ嫌いであったため、返事に重点を置いた。返事さえしっかり相槌のようにしておけば相手は満足する。しかし頭の中は【こいつ目ヤニ付いてるぞ…。フランチャイズコンビニ経営も大変やろな…。】という人間模様の観察しかしていなかった様に感じる。
という訳でレジに立った訳だが、話を何も聞いていないので自己流で接客を行うようにした。コンビニ店員は【大きな声でいらっしゃいませぇぇ】と丁寧な袋詰めと愛想笑いが出来ればそれで良いのだ。しかし、頭が固いオーナーは「さっき言った通りの接客をやれ!」と言う頑固親父であった。
「さっき言った通りの接客をやれ!」と言われましても、オーナーの目ヤニが気になって、人に指導する前に接客業として顔洗った方が良いと判断したので「オーナー目ヤニ付いてますよw」と返答してしまったのだ。これには堪忍袋の緒が切れたのか「初日だから大目に見る…。」とバックステージへ去っていた。
特定の事には物凄い拘る
これは私の性格かもしれないが、自分が興味のある分野に関しては尋常ではない程に拘る。例として挙げるなら私のメインパソコンは自作パソコンなのだが構成を考えるのに半年。組み立てる時間に有給休暇を使って【当時は会社員】失敗すれば完成するまで出社はしなかった。
そして私はシンプルかつ最小限の持ち物にするのが好きなミニマリストである為に、家具の配置などはメジャーや定規で位置を正確に確認して、物の配置を行う癖がある。そして興味のある製品にはお金は惜しまない。ブロガー兼サイト運営者の必需品であるキーボードは【FILCOマジェスタッチ2】で価格も2万円程度したと思う。
しかし、興味のない物にはお金は全く使わない経済を回さない男である。私は自動車整備士2級・自動車検査員・保険募集人の資格を保有しているが車には全く興味が無い。それどころか車の運転が面倒で乗っている車はワゴンRである。車なんてものは移動できれば良いのであって値段によって早く到着できる訳ではないからこれで十分だ。今の車は40万キロは乗れる。
だが、私のサイト運営以外の唯一無二の趣味である「バイク」に関しては物凄い拘る。私の愛車は「ドラッグスター250」なのだがガレージに保管しているにも関わらずバイクカバーを掛けて、40,000円のマフラーに交換して、50,000円のデグナー製の本革サイドバッグを取り付けて…。総額100万円は使っているだろう。
人生について非常に楽観的である
会社員、公務員、団体職員などに入社をした新入社員というのは一度入社をすれば【人生が安泰】と勘違いをしている人も多くいるが、人生というのは何が起こるのか想像不可である。大手企業に入社をしても最近の若い連中というのは上司の叱責を真に受けて心を病んでしまう方が多いと聞く。
ある調査によると3年以内で転職を考えている新入社員というのは半数以上いるらしいではないか。これは素晴らしいことで一度入社をした会社で40年間も同じ仕事、同じ同僚、同じ景色、頑張っても報われない給与審査…。日本人は個人的な意見だが【安定】を求めすぎている。
一度は誰しもが幼少期に言われただろう「安定した公務員になりなさい」「安定した大企業に入社しなさい」一言忠告させてもらうが、人間は生きている限り一生【安定】なんて保証はない。結局は運が良いか悪いかに人生というのは左右されるものだ。
確かに年功序列で給与査定を評価してくれる会社ならば良いが、日本の会社はチェスで言うポーンと同じ扱いなのだ。前衛に平社員が居て、無能であれば切り捨てる。このように考えると【人生における安定】とは一体何なのだろうか?
社会不適合者は基本的に楽観的である。上記で記述した内容を理解しているとは思えないが、仕事が無くなったら次の仕事、切り捨てられれば次の仕事。年齢を重ねて採用してくれる企業なくなれば派遣労働者。向上心のある天才型は独立起業など考えるだろう。
興味のない事には無関心だが、興味のあることには天才的
身近な人の中でこのような人物はいないだろうか?【勉強は500点満点中60点】学生の中は勉強ができない将来性の無い人物と思われていた人が、同窓会ではレクサスに乗って会社や株で大成功を収めているという人物だ。
社会不適合者というのは学校で教えられる無意味な情報には一切興味を示さないが、自身が興味のある分野に対しては一度、書籍を読んだだけで完璧に暗記が出来て、尚且つ行動力もあるために一般的で平凡で安定志向の人物と比べて直観で行動をする。
そして、ビックマウスではなく思い立ったら直ぐに行動に移すために平凡なサラリーマンと比較して成功する確率も高いのである。勿論失敗することもあるだろう。しかし社会不適合者の思考は「どうにかなる」という思考回路なので行動力が桁違いなのである。
私がこの記事を書いたのは、自己肯定感を高めるためではない。平凡な思考の社会人や学生が成功するための知識を提供するために執筆しているのである。クリエイティブな破天荒な人になりたいか、平凡に40年間限られた人生を歩むのか今一度考えてみても良いのでは無いだろうか?
まとめ
成功者と呼ばれる人を一人でも良いから頭の中に浮かべてみて欲しい。そのような人物は一般的な思考の持ち主ではなく、異端者であることが多いのではないだろうか?しかし、先祖代々受け継がれている企業の2代目社長などはボンボンの知識不足が多いので省く。
それではなくて、一から事業を始めて成功を収めている人物というのは、公務員などの安定した職よりも自身の可能性の方に賭けているし、かなりの異端者であることが多い。私の親族に地元では大手の運送会社の会長がいるのだが、この人物もかなりの異端者であった。
身内の結婚式場で常識では考えられない発言をしたり、私が「ニートで将来は専業主夫」と言いまわしていた時に、私の親族席に立ち寄り「採用してやる」と言い出したのだ。それは所謂、コネ入社というものだ。私は「はぁ?コネ入社なんて御免だわ」と言い返した。
そこから結婚式にも関わらず、会長とYAYUYUの言い争いが始まり、会長の奥さんが止めに入るまで言い争いが続いた。異端者vs異端者の言い争いは結論が出ない。その会長も一昨年にこの世を去ったが、成功者の人格像の見本を見せてくれた良い会長であったと思う。
読んでくれてありがとう。